品川区の地域防災計画に市民の声を!

市民が考える「防災ゼミ」の第3回講座を行いました

前回行ったワークショップで出された意見も思い出しながら、品川区防災課より防災計画について話を聞きました。

8月18日(土)、市民が考える「防災ゼミ」の第3回講座は「学校避難所の現状を知ろう!」と題し、荏原第4区民集会所において防災課へのヒアリングと区立源氏前小学校備蓄倉庫を見学しました。震災をイメージし、どうしたら発災時に命を守り、街を守れるのか考える機会としました。

新たな地域防災計画の視点として、「自助」と「共助」の重視があげられました。
「避難所」は自宅にいられない人のための場所であり、品川区の場合、人口35万人の内、約3割の10万3千人が学校避難所やその他の危難所を利用するという想定で備蓄品は用意されているということです。参考:学校避難所の備蓄物質

学校の備蓄倉庫を見学。教室半分のスペースに備蓄品が整理されていました。

また、災害時要援護者のリストへの登録者は、希望者のみをリスト化するため想定人数の約3割である3500人留まっているということです。

発災時には、延焼を食い止め救出し合うまち、避難生活では互いに助け合うまちにするためには、徒歩圏の防災コミュニティづくりが必至です。
自助をすすませ、住民同士の助け合いと行政が担うべき役割のルールづくりをどうしたら良いか、行政におんぶにだっこではなく、ソフトとハードの防災まちづくりに市民がどうかかわれるか引き続き考えていきます。  

第4回講座
「市民が提案する防災対策を形にしよう! 
一般質問を組み立てる part1」
日時:9月11日(火)14:00~16:00 
場所:荏原第5区民集会所 第3集会室
参加費:初めて参加する方は500円

案内チラシはこちらから
品川区の地域防災計画に声をあげたい方、ぜひご参加ください!

全世帯に配布されている「わが家の防災ハンドブック」2008年3月発行ですが、手の届く所において目を通していますか?