まちづくりの拠点“生活クラブいなげビレッジ虹と風”を見学して

地域で暮らし続けたい人の“安心”につながっていることを実感

7月24日(火)、連携してまちづくり活動を行っている生活クラブ生協まち.港品川宿の企画として実施された「“生活クラブいなげビレッジ虹と風”の見学会」に参加しました。

ここは昨年の8月にポープンした施設で、食料品や日用品を販売する店舗(デポ—)や地域活動スペース、福祉用品レンタル会社、喫茶スペースが入る「生活棟」と、社会福祉法人生活クラブが運営する20室の高齢者専用賃貸住宅、高齢者ショートステイ・デイサービス施設、訪問介護ステーション、診療所、児童デイサービスが入る「福祉棟」で構成されています。

この日は高齢者専用賃貸住宅を見学しながら説明をしていただきました。
左右に居室が10室ずつあり、居室の前が、食事をしたり、テレビなどを見られる広いオープンスペースなっていて開放感があり、住み心地の良さが感じられました。
居室の広さは10畳ほどで、手すりの位置や便座の高さに住民ニーズが取り入れられていると思いました。
同じ建物に診療所やデイサービス施設が入っていることは、地域で暮らし続けたい高齢者が生活する上で、大きな安心につながっていることを実感しました。

品川区でも建物の劣化に伴う建て替えが進んでいます。単なる建て替えではなく、高齢化した住民が安心できる住まいや、コミュニティーの核となるようなリニューアルを考える必要があります。
今後のまちづくりを進める上で大変参考となる施設でした。≪hazama≫