ひとと環境にやさしい“石けん”の利用を進めています

子どもたちの未来のために、天然の油脂とアルカリでつくられる石けんを使いましょう

7月はシャボン玉月間。毎年この時期は石けん利用促進活動へ対して自治体から賛同メッセージをもらう取り組みをしています。

7月1日は、品川区で石けんの活動をされている生活クラブ生協組合員の方と、生活者ネットワークメンバーとともに品川区都市環境事業部水とみどりの課・環境課へ伺い、懇談の場を持ちました。
固形石けんのサンプルを前に、身体にも環境にも優しい石けんの取り組みを品川区でも推進するようお願いしました。区からも川の浄化の取り組み経過や結果を伺うなど意見交換を行いました。(写真右)

私が石けんのことを知り、合成洗剤から切り替えて20年は経過しているでしょうか、悩みの種だった手あれ・湿疹からはおかげさまですっかり開放されました。また、用途別のおびただしい量の洗剤類も姿を消し、我が家の収納棚もきれいに片付きました。

私にとってはいいことずくめの「石けん」ですが、品川区の環境政策の中に石けんの言葉は出てきません。4年前にネットで石けんの利用促進を一般質問で取り上げ、学校給食では可能のところから石けんに切り替えていくとの回答をもらっています。

合成洗剤のコマーシャルが毎日流れる中で、石けんへの理解や実践はなかなか難しいものがありますが、今後も粘り強く啓発に努め、私たち市民と行政の協力で、区民の健康と品川の環境を守る施策が充実できるよう活動を重ねていきます。<品川・生活者ネットワーク 市川和子>