7月7日東京都知事選挙で生活者ネットワークは蓮舫さんを応援することを決定しました。
生活者ネットワークは、2024年東京都知事選方針のもと、7月7日東京都知事選挙で無所属の蓮舫さんを応援することを決定しました。
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■2030年には東京の高齢者の4割以上が単身世帯になるとされ、介護職の不足が見込まれています。
特に高齢者単身者の多くは女性であり、貧困問題は深刻です。非正規労働や賃金格差、家族形態の変化に追いつかない制度のひずみが露呈しています。高齢者や女性、子ども、若者、障がい者、外国人など、誰もが暮らしやすいまちへと転換することが喫緊の課題です。
■環境問題
小池都知事は「環境先進都市」と掲げながら、明治神宮外苑、日比谷公園、葛西臨海水族館などの樹木の大量伐採を計画。規制緩和を図り、民間の超高層ビルの建設や再開発を推し進めています。地震や豪雨対策として「強靭化プロジェクト」の名目で道路や河川など過大なハード整備が進められており、新たな環境破壊と無駄な公共事業をうむ懸念もあります。
■歴史認識・差別・排除
また、小池知事は歴代知事が送付をしてきた虐殺追悼式典への追悼文について、就任翌年の2017年から送付していません。
関東大震災から100年を迎えた今でも、各地で発生した震災では100年前と同じように偽の情報や誤った情報が横行しています。
だからこそ、デマによって起きた朝鮮人虐殺という歴史の事実に向き合うことが必要ですが、小池知事の姿勢は変わりません。
2021年に東京都は「こども基本条例」を制定し、国よりも早く子どもの権利尊重を制度化しました。
しかし、残念ながら石原慎太郎知事時代の2010年から続く”朝鮮学校への運営費補助金の支給”は停止されたままです。
東京都に住む一部の子どもが排除・差別され続けている状況を私たちは認めることはできません。
(朝鮮学校に対する補助金の凍結解除を求める署名を実施している 「都議会勉強会」実行委員会HP)
■東京都の教育課題
東京都の教育行政では、定時制高校廃止の動きが加速しています。品川区にある小山台高校の定時制も廃止の危機にあり、学ぶ権利を保障すべきです。
(オンライン署名→ 「立川高校定時制の募集停止予告の撤回と小山台高校定時制の存続を!(2024年署名)」)
また、東京都教育委員会では、2013年に起きた大阪市立桜宮高校での体罰事件をうけ、全公立学校を対象に年に一度、「体罰等実態把握調査」を実施しています。
品川・生活者ネットワークは、体罰等実態把握調査では反映されない”教育現場における子どもの権利侵害を訴える声”に耳を傾け、2019年から、品川区教育委員会や東京都教育委員会に対して制度の改善を求めています。
(2019年 一般質問会議録 一般質問報告①子どもへの暴力根絶に向け)
(6月27日から開会される品川区議会2024年第2回定例会で吉田ゆみこが不適切指導などについて一般質問を行います。ぜひ議場での傍聴、またはインターネット中継でご注目ください!)
■羽田新飛行ルート・リニア中央新幹線問題
品川区で大きな問題となっている羽田新飛行ルート・リニア中央新幹線問題の構図は同じです。残念ながら地域住民への十分な説明や情報提供・開示が行われず市民の声を聞かないまま進められてきた事業です。
ルート下、ルート上にある一部の地域の問題ではなく、東京全体の環境や人権に大きく関わる問題であることを生活者ネットワークはこれまでも主張してきました。
立候補を表明した蓮舫さんは、情報公開を進めることなどを表明しています。情報公開は民主主義の基本であり、生活者ネットワークも重視し、これまでも実行してきました。
蓮舫さんが舵を切る未来の新都政では、情報公開が進み、市民の声を聴き、その声に寄り添う姿勢を示してもらうことを強く求めたいと思います。
(品川・生活者ネットワークの主張に関連する記事→STOP!羽田新飛行ルート合同街宣を行いました。 緊急学習会 リニア大深度地下工事 陥没事故が心配!)
トップダウンの小池都政から、自治・分権を推し進める都政へ!
差別・排除を許さない人権尊重都市へ転換させましょう!
情報公開を重視してきた品川・生活者ネットワークは、蓮舫さんの姿勢に賛同し、ともに都知事選挙に取り組みます。
◎チラシまきやポスター貼りなど、すぐにでも人手が必要なことがたくさんあります!
「東京発!新しい政治へ」「あなたと次の東京へ!」
あなたの参加をお待ちしています。
品川・生活者ネットワーク 代表/前区議会議員 田中さやか
区議会議員 吉田ゆみこ