緊急学習会 リニア大深度地下工事 陥没事故が心配!

登壇者のおひとり「リニアから住環境を守る田園調布の会」代表の三木一彦さんと。(2021年9月23日)

9月23日、品川・生活者ネットワークが事務局を担い、品川区民と首都圏沿線住民を対象に緊急学習会をスクエア荏原大会議室で開催しました。
(主催:リニア中央新幹線大深度を心配する品川の会、共催:国際環境NGO FoE Japan)
ハイブリット形式で、会場とオンラインを併せて参加者は108名でした。

リニア中央新幹線はJR東海が工事認可を受けて行う民間事業で、品川区の地下を巨大なシールドマシンでトンネルを掘り進むということをご存じない方がたくさんいます。1人でも多くの方に現状を知ってほしいと企画されました。

住民が知らないのは、JR東海と品川区がこの件について、「中央新幹線」と「リニア」を意図的に別物として扱い「中央新幹線」としか周知してこなかったことが要因ではないかと推測します。

調布市で起こった外環道陥没事故については、現場から数メートルというところに住む菊地春代さん「外環被害住民連絡会・調布」の報告と、調布・生活者ネットワークの木下やすこ市議に、これまでの陥没事故を受けての行政と市議会の対応について報告いただきました。
大深度地下工事は『私たちの身にも起こりかねない』他人事ではないことを実感しました。

今後も引き続き、大深度地下工事を注意深く見ていく必要があります。