2020年新年集会を開催

2月1日品川・生活者ネットワークの新年集会を大井町きゅりあんで開催しました。

品川・生活者ネットワークは1994年に設立しました。市民生活にかかわる環境・福祉・子どもといったことに取り組みながら政策を作り昨年25年目を迎えました。時を同じくして、同年子どもの権利条約を日本が批准しました。昨年は子どもの権利について様々な団体が子どもの権利をテーマにした取り組みが行われ、生活者ネットメンバーも参加しました。

また議会質疑でも品川ネットを代表して田中さやかが、第4回定例会の一般質問に登壇し、品川区と品川区教育委員会の子どもの権利に関る政策の進捗を質しました。研修や声掛けにとどまっており、子どもの相談・救済・回復に繋がる根拠となる条例が品川区に必要であることを訴えました。

羽根木プレーパークの子どもたちの様子をスライドで示し遊びの大切さを語る天野秀昭さん(2020年、2月1日)

今年の新年集会は子どもの遊びをテーマにしました。1部では講師に日本プレイパーク協会理事の天野秀昭さんををお招きしました。子どもの生きる力をはぐくむ幼少期の「遊育」の重要性についてお話をいただきました。特に「教育」では生きていく実感は教えられないという話は非常に分かりやすく納得で切るお話でした。

2部では恒例の市民団体リレートークを行い、活動の内容をアピールしていただきました。品川区でも自らの課題や地域課題などの解決に取り組む市民グループがたくさんあります。そういった団体活動を知りながら、参加された皆さんと地域のネットワークを共に広げることができました。

最後に区議会議員田中さやかと吉田ゆみこが今年の活動の抱負を語りました。田中さやかは子どもの声を聴きながら、ボトムアップで条例制定への取り組みを前に進めたい。吉田ゆみこは、自身の政策テーマとする高齢者・障害者福祉やケアラー支援、環境、そして行政主導で政策決定を進める品川区に、市民参画を政策に活かす活動に取り組みたいと決意を述べました。

今年も引き続き、身近な生活課題の解決に向けて、市民のネットワークを広げながら取り組んでまいります。

皆さまのご意見を品川・生活者ネットワーク、田中さやか、吉田ゆみこにお寄せください。

品川・生活者ネットワーク 代表 井上八重子
区議会議員 田中さやか、吉田ゆみこ