2020年頭に寄せて

新しい年を迎えました。
今年もよろしくお願いします。

昨年は12年に一度の選挙の年と言われた年でした。有権者は選挙という権利を使って政治を司る議員を選択できたのか。投票率からみると到底そのような状況にはなかったことが伺えます。一人ひとりの選択が政策を変える原動力となることが実感できる社会への転換が望まれます。

どうせ声を上げても変わらないとあきらめている人たちが多い中で、黙っている人(サイレントマジョリティー)は賛成の人が多いという元文科大臣のツイッターに対して、声を上げる高校生が出てきました。「声を上げないことイコール賛成」ではないと大学受験制度に異議を唱える高校生たちが政策を覆しました。自分たちの問題を自分たちが決めるという自治がそこにはあります。

品川・生活者ネットワークを設立して、今年は26年が経ちます。自分たちの住むまちのことを自分たちが意見を出し合って決めていく。市民が自治するまちづくりをめざして今まで活動してきました。2020年も一人ひとりの自由・人権がまもられ、だれでもが安心して平和に暮らせるまちをめざして、皆さまと共に市民政策を実現するために取り組んでいきます。
皆さまのご意見やご提案を品川・生活者ネットワークにお寄せください。

  品川・生活者ネットワーク
代表 井上八重子
  区議会議員 田中さやか 吉田ゆみこ