「防災を自治の視点から考える」報告

5月18日(土)荏原第五区民集会所に於いて「防災を自治の視点から考える」と題し学習会を開催しました。
ゲストに品川区まちづくり事業部防災課より鈴木誠課長をお招きし、5年ぶりに改定し3月に各世帯に配布された「改定版我が家の防災ハンドブック」を題材にして、「自助の意識向上」を地域で広げるための動きをつくっていくはどうしたら良いのかを考える機会としました。

総務省作成の啓発ビデオ「家具転倒防止器具取り付け実技編」を観賞後、課長より、「我が家の防災ハンドブック」作成の意図とねらい、防災の市民力を高めるための区の取り組みについてお話を伺いました。「改定版我が家の防災ハンドブック」は災害に対する「自助」の備えや町会・自治会などを中心とした「共助」考え方を重視したつくりにしたということでした。

・防災関連予算の振り分け方は?
・電柱の倒壊への対応は?
・要援護者名簿の活用と個人情報保護の関係性は?
など質問が出されました。
参加者からは、自治体から出される情報は独りよがりでなく、区民が不安に思っていることに的確に応えるものであって欲しい等要望も上がりました。

保存版と打っていますが、こういった冊子はいつか読もうと思うが置き去りのされることが多いのも事実・・・
区民一人ひとりが「自助」の備えができるようしっかり活用していきたいものです。

井上八重子の活動報告をご覧ください。