東京都知事選は、宇都宮健児さんを応援します!

 

大田消費者生活センターで開かれた囲む会で政策を訴える宇都宮けんじさん(11/26)

昨年3月11日に発生した東日本大震災と、続く東京電力福島第一原発事故がもたらした放射能の影響は東日本を中心に全国に及び、私たちの暮らしを一変させました。この震災をきっかけに、私たちは何を大事にし、どのような社会をめざすのか、本当の豊かさとは何なのかを問い直す局面に立たされています。人任せ、政治家任せ、特定のオピニオンに流されるのではない、ひとりひとりが自身で考え、行動し、そして市民同士が熟議し、決めていく「自治」の力と「民主主義」の深化が、そのあり様が今まさに問われています。

10月25日、任期途中で辞任を発表、都政を投げ出した石原前都知事。新銀行東京の後始末やオリンピック招致、汚染された豊洲への市場移転問題など、強引に推し進め中途半端なままで投げ出した問題は数知れません。3.11東日本大震災を天罰と言い放ち、32万筆以上の署名を集めた「原発の是非を問う都民投票条例直接請求」では、脱原発の声はセンチメントと切り捨て、都民の意思を封殺。尖閣諸島取得発言と一連の行為は、経済産業、文化交流に多大な影響を及ぼし、中国はもとより東アジア地域の紛争の火種ともなっており、その責任は重大です。

品川・生活者ネットワークは2012年12月16日に行われる第18回東京都知事選挙にむけて、政策の柱に「原発のない社会へ―東京から脱原発政策をすすめる」を掲げ、「福島第一原発の電力を最大限使用してきたのは東京都であり、東京電力の大株主は東京都である。東京は福島の原発事故被害者の支援に大きな責任があり、東京が脱原発の都政をつくっていく責任がある」と訴える、宇都宮健児さんを「支持」することを決定し、全力で応援します。