目標突破!最終署名数23,098筆!!次は区議会への働きかけを!

『大事なことは市民が決めるは』生活者ネットワークの政策の柱。羽田新飛行ルートの賛否を問う条例請求署名活動を応援。11月1日大井町イトーヨーカドー前にて

品川・生活者ネットワークは羽田新飛行経路の賛否を問う「区民投票を成功させる会」の活動を全面的に応援しています。
今回は「区民投票を成功させる会」の署名運動の結果をご報告します。

10月4日にスタートした「区民投票を成功させる会」による署名活動は、地方自治法に定められた1か月間(11月3日まで)で、23,098筆を集めることができました!法が最低限必要としている区内有権者の1/50の署名(6802筆)の3倍を上回る数です。これは区民の関心の高さの表れにほかなりません。
11月9日に、「羽田新ルートの賛否を問う品川区民投票を成功させる会」代表と請求代表者は、品川区選挙管理委員会に署名簿を提出しました。

この後の手順を簡単にお示しします。
◆11月29日まで選挙管理委員会で署名簿の審査(署名の不備など)が行われます。
◆11月30日から7日間(12月6日まで)、署名簿の閲覧が行われます。この間に不備とされた署名に対し異議申し立てを行うことができます。また、不備とした理由について請求があれば公開されます。
※11月19日選挙管理委員会HPと区役所玄関の掲示板に閲覧日(11月30日~12月6日)が告示されました。
◆特に異議申し立てがなければ12月8日に署名数が確定します。
◆確定後、日曜を除く5日の間に区長に対して本請求を行います。(9日~14日)
◆請求を受けた区長により20日以内に議会が招集され、議会で審議されます。本会議で請求代表者が意見陳述を行います。

その議会で条例案への賛成多数がとれればそこで初めて「羽田新ルートへの賛否を問う区民投票」が実施されます。
これからは区民の皆さんによる議会への働きかけが必要です。皆さんひとりひとりの議員への声かけが大きな力になります。
議員の連絡先は品川区議会のHPから。品川区→品川区議会→議員

日本の民主主義は議員を選ぶことによって成り立つ間接民主主義です。しかし選挙で議員を選ぶとき「品川上空低空飛行の賛否」のような個別政策への可否だけで判断はできません。そこで地方自治法74条は、間接民主制を補完する直接民主制の制度として条例制定の請求権を保障しているのです。「区民投票を成功させる会」の皆さんはまさにこの権利を行使しして「区民投票条例制定」を請求しているのです。
議員個人々々は、新飛行ルートに賛成、反対、それぞれ想いはあったとしても、賛否を問う「区民投票」を実施するための条例には全会一致で賛成する議会であるべきと生活者ネットワークは主張していきます。

12月9日には「区民投票条例制定をめざす大集会」が開催されますので、以下ご案内します。

 「区民投票条例制定をめざす大集会」
主催:区民投票を成功させる会
日時:12月9日(水)18時~ (受付開始17時30分)
場所:きゅりあん 7F イベントホール
基調講演:新藤宗幸氏(行政・政治学者 公益財団法人 東京都市研究所理事長)
※感染予防のため入場が制限されますのでご承知おきください。