区議会レポート ネットニュース№69より

2009年6月17日 00時26分 | カテゴリー: トピックス

地域ぐるみで環境問題に取り組む支援体制づくりを!

 生活者ネットワークは区の環境政策に対し、特に自然エネルギー・雨水の利用、緑化推進、ごみ減量などの具体的提案を行ってきました。
今年度は太陽光発電の見本市、グリーン電力購入、雨水浸透ますの普及推進にむけた調査、そして、温暖化防止の総合計画策定などに私たちの提案が結実しています。

 雨水浸透ますは雨水を地下に浸透させ、浸水被害や河川の氾濫の軽減、緑の保全・育成、気温上昇防止などに効果があります。しかし、雨水を貯めて活用する雨水タンクのように目に見える効果が実感できないことから、普及がすすんでいません。
そこで、今年度はまず公共施設の設置現況と効果の実証に取り組みます。この結果を今後、助成の拡大や設置の義務づけなど積極的な施策に生かすことが必要です。

 太陽光発電拡充のための機器設置助成は、総額が300万円と増額されましたが、申し込み期間が今年度も4月13日から5月29日と短く、設置を希望する区民の要望に応えるしくみとはいえず、問題を残しています。
 再生可能な自然エネルギーを活用して温暖化防止を推進するためにも、周知期間の延長や予算の大幅な増額が必要です。

 来年3月の策定をめざす「品川区地球温暖化対策地域推進計画」は、区内全域のCO2排出削減に取り組むものです。
区が行う環境共生住宅、涼の道など数々の施策によるCO2削減効果や、市民・事業者の具体的な行動によって、どんな分野でどれだけの量が削減されるのかをわかりやすく数値で示し、多くの人が共有して行動できる計画でなければなりません。
 策定に関わる予算1300万円の9割がコンサルタントへの調査委託費という中で、コンサルに依存した原案を提示するだけというのでは環境問題の解決は遠のくばかりです。市民が、おとなも子どもも一緒に具体的な調査活動に関わるようなプロセスを経ることが重要であり、実効性のある計画づくりに欠かせない視点です。

<写真>
太陽光発電パネルの設置者でつくる団体、CELC(クリーンエネルギーライフクラブ)が、過去10年間のデータを冊子『広がる 広がれ 太陽光発電』にまとめた。設置者だからこそわかる情報・課題、地球環境への思いが満載。設置を考えている方や行政担当者にぜひ読んでもらいたい一冊。問い合わせは品川・生活者ネットまで