国土交通省の説明会公開「申し入れ」に対する議長の回答

昨日、「都心低空飛行ルート説明会」を公開するよう求めた申し入れに対する回答が、渡辺裕一品川区議会議長から口頭でありました。
品川ネットの控室にいらして、「国交省から、市民への公開(傍聴)はできないとの回答だった」という国交省の使いのような回答を述べられました。

そして、さらに「今回は国交省からのオファーであり国交省の主催であるため、国交省がそのように申し述べる以上、それ以上は求められない。」と言います。がっかりしました。議会が公開を求めたら、国交省が説明を断るというのでしょうか。もしそうであれば、その時はこちらから説明せよと国交省に申し出ればよいだけです。
品川区議会が3月に全会一致で「品川区上空を低高度で飛行する新飛行ルート案を容認することはできない」と決議したことの重みを、ないがしろにした状況での国交省の説明会です。決議は区民ではできず、区民からの付託を受けて意思決定機関として区議会が行ったものです。
その品川区議会が、「区民の傍聴を認めない」という国交省の姿勢に唯々諾々と従うのは議会として許されないのではないでしょうか?

議長として「区民は傍聴を求めているのだから、国交省は公開するべきだ」と強く求める姿勢こそ見せるべきです。
また、国交省が傍聴を不可とする理由もわかりません。区民に聞かれて不都合な説明や答弁があるのでしょうか?
明日の説明会では、品川・生活者ネットワークとして問いただしたいと思います。

説明会の結果については改めてご報告します。(よしだ・ゆみこ)(たなか・さやか)