「羽田増便計画による低空飛行ルートは白紙撤回」に賛成します
都議会議員選挙が終わりました。生活者ネットワークは、この選挙戦を通じて、「チャンス!東京を変える」をスローガンに自民党の都議会支配を終わらせよう、都政の情報がすべからく公開され、政策討論ができる都議会に変えようと呼びかけました。
生活者ネットワークは議会改革、子育てや介護などの東京の抱える課題を訴えましたが、有権者は小池か自民かを選ぶ選挙となり、北多摩第2選挙区の山内れい子の議席を得るにとどまりました。この厳しい結果を重く受け止めるとともに、都議会のチェック機能を果たし、今後も粘り強く改革をすすめていく所存です。
さて品川区議会第2回定例会は都議会議員選挙後の7月6日に開会しました。初日の本会議では吉田ゆみこが一般質問に臨みました。質問の項目は吉田ゆみこのHP(6/27)に詳しく掲載していますのでそちらをご覧ください。
質問項目
1.次期障害者福祉計画策定に向けて、現施策の課題洗い出しと障害者総合支援法および障害者差別解消法により求められる自治体の責務実現について。
2.日常生活支援総合事業(品川区総合事業)における支え愛・ほっとステーションの機能充実について。
3.羽田増便計画についての国交省の説明に向き合う品川区の姿勢を問う。
品川区の羽田増便計画に対する姿勢は、区民の生活を守るという立場ではない答弁が相変わらず続いています。こちらも吉田ゆみこがHP(7/9)で報告をしています。
他方、区民を代表する立場の議員に対しても、行政や国へ声を上げてほしいとする羽田増便計画の白紙撤回を求める請願・陳情が11件出されていますが、すべて継続審議となっています。この請願の採決を7月12日(水)区議会行財政改革特別委員会で行うという情報が入りました。
この採決をするという委員会開催に先立ち、羽田増便による低空飛行ルートに反対する品川区民の会では行革特別委員会の委員一人ひとりに「結論ありきの性急な多数決による決着ではなく、結論に至る過程が分かるように意見交換を積極的にすすめ、議論を深めてほしい」旨の申し入れを行っています。
生活者ネットワークは計画の白紙撤回を求める区民の思いに賛同し紹介議員となって署名をしています。残念ながら、当委員会では採決に加わる事は出来ませんが、委員会で不採択となった場合には7月19日の本会議で、議員全員の意思が示されるよう討論をして採決に持ち込むことを考えています。
7月12日(水)13時ごろから、行革特別委員会に於いて審議が予定されるとのことです。区民の代表であるあなたの選んだ議員が羽田問題に対してどのような立場で、発言するのか見極めてください。傍聴は4階議会棟の議会事務局で手続きをすれば簡単にできます。
行革特別委員会委員は13名です。
鈴木ひろ子(委員長・共)、大沢真一(副委員長・自・子)、高橋伸明(自・子)、横山由香理(自・子)、渡部茂(自・子)、あくつ広王(公)、塚本よしひろ(公)、若林ひろき(公)、安藤たい作(共)、石田ちひろ(共)、大倉たかひろ(民・無)松永よしひろ(民・無)、筒井ようすけ(維・無)