目黒川水質調査
生活クラブ運動グループ品川地域協議会は、7月12日(金)目黒川にかかる森永橋と東海橋付近で5年ぶりに目黒川の水質調査を行いました。
水深1メートルほどの水を採取し、COD、アンモニウム態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、りん酸態窒素の各薬剤と混合し、指定時間経過後の色の変化により、濃度を計測しました。
5年前のデータと比較して、窒素、リンの値は下がっていました。数値上は普通の下流の河川と言うことがわかりました。
この日の川はたまご臭がし、浮遊ゴミも多くありました。少し上流の山本橋付近にはマガモが見られましたが、魚など生き物の姿は見えませんでした。
2004年から、再生処理した下水を御成橋から放水し酸素を送り出し水の浄化を図っていますが、なかなかきれいな川にはならない事を実感しました。
私たちが出来ることは、生活排水をきれいな排水にし、下水処理場に負荷をかけないようにすること、また、継続的に調査・監視をし、もっときれいな川にするためにコンクリート護岸を生き物の生息できるような形にするように区や都に働きかけることが必要です。