「内部被ばくを生き抜く」上映会&原発都民投票報告会が開催されました 

「原発」都民投票直接請求は否決されてしまいましたが、これまでの活動を引き継ぐ場として『「原発」都民投票の会』が発足することを受け、品川区の受任者への情報提供と会への参加を呼び掛けることを目的に、9月2日(土)、品川区中小企業センターに於いて、鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画「内部被ばくを生き抜く」上映会&原発都民投票報告会が開催されました。原発都民投票に関わった品川区の請求代表者・受任者が中心になって企画して開きました。

あいにくの雨模様にもかかわらず参加された方たちからは・・・
「外部被ばくの怖さはよく言われているが、内部被ばくの怖さのプロセスが良くわかった」「個人で身を守る努力も必要だが、子どもを守る対処法を福島だけに任せるのではなく国民が一丸となって取り組む必要がある事を実感した」「放射能に不安を抱くお母さん方には是非見ていただきたいドキュメンタリーだと思う」・・・など映画の感想が寄せられました。

品川区在住で請求代表者となった佐藤直己さんからは、中部電力浜岡原発の再稼働の是非を問う住民投票条例制定直接請求へ、静岡県川勝知事が住民投票に賛成する考えを示し、新潟県でも同様の動きがあるという嬉しい報告がありました。大阪市、東京都の活動がここへ繋がっていることを実感しました。

また、原発都民投票直接請求を成功させるために立ち上げた市民グループ「成功させる会品川」の解消と、10月1日に発足総会が予定されている『「原発」都民投票の会』の目的や運営方法、経緯の説明があり、会への加入の呼びかけがされました。

新たな会をたくさんの人たちが盛り上げ、次の1歩を踏み出すきっかけになっていけたら素晴らしいですね。