「原発」都民投票都議会報告会が開催されました!

原発をやめられない社会をやめたい

収容人数69名の会場は、ほぼ満席。
収容人数69名の会場は、ほぼ満席。
6月20日、都議会は都民32万3076筆の連署をもって制定を請求した「原発」都民投票条例は反対多数で否決しました。

7月4日(木)、午後6時半〜、きゅりあん第2講習室に於いて、都議会議員を招き「原発」都民投票都議会報告会が行われました。市民グループ直接請求を成功させる会品川・大田・目黒が共催として企画しました。

報告者として参加した議員は6名。(馬場裕子・神野吉弘都議【民主党 品川】、柳ヶ瀬裕文・田中健都議【民主党 大田】、かち佳代子都議【共産党 大田】、西崎光子都議【生活者ネットワーク・みらい 世田谷】)
「総務委員会での審議の様子」「修正案の内容と考え方について」「各会派との協議の様子」の報告の後、各都議より、直接請求活動及び市民の政治参加について会派の考え方、個人の考え方をお話ししてもらいました。

原発をめぐる問題を明らかにし、主権者である市民が立場を超えて議論をし、よく考えて1票を投じる。今回の直接請求がめざしたのは議論の場であったはず。
こうした市民の自治の力を封殺しようとした都知事と都議会の姿勢や、市民を寄せ付けない都議会の権威に満ちた体質が、約1時間の質疑で浮き彫りとなりました。

都議会総務委員会で、請求代表者のひとりとして意見陳述に立った社会学者の宮台真司さんは「原発をやめられない社会をやめることが住民投票の目的」と述べていました。
原発をやめられない社会をやめたい・・・参加者は改めてこの言葉の意味をかみしめ、胸に刻んだのではないでしょうか。(市川)