「安心できる場所が欲しいなら、仲間を広げて自分たちで作ればいいのだと気づいた」と語った組合員の言葉が印象的でした。個人の力は小さいものですが、その小さな力を集めて大きな希望をかなえていくプロセスに流れるキーワードは“工夫”と“活力”そして活力を生み出す土台となるのが“ひとりひとりそれぞれの理念”と“個人の尊厳の尊重”
2011年は、地震・津波の自然災害に加えて東京電力福島第一原子力発電所事故という災害にみまわれる中で、国の安全対策の危うさを実感しました。反面、改めて地域住民のたすけあい、ボランティア、NPOの支援活動が評価され、コミュニティの機能が再認識されました。日本の未来を変えていくヒントは何も特別なものではなく、南医療生協がつくりだす≪ほんわ〜かした幸福感=だんらん≫なのかもしれないと思いました。
ポレポレ東中野での上映は3/23まで。機会があったらぜひご覧ください。(I)