報告の内容は、市川和子は初めての一般質問を中心に文教委員会と行政視察について、井上八重子は市民が主体になって提案した旧東海道の高さ規制を盛り込んだ地区計画策定の経過、後期高齢者医療制度、六ヶ所再処理工場本格稼動中止を求める議会活動について話をしました。
またネットメンバーとともに『阪神淡路の復興後10年』を視察する機会を得たので、パワーポイントで映写しながら阪神淡路の震災記念館、伊川谷プロジェクト、グループハウス尼崎、CS神戸などの報告も行ないました。(視察報告は市川和子・井上八重子のHPをご覧下さい)
報告が多く、時間を延長してしまいましたが、参加した皆様からは貴重な意見をたくさんいただくことができました。
★初めて議会傍聴をしたという方からは、再質問は議会のやり取りが直に伝わりとても面白かった。どうしてこの部分をケーブルテレビで放映しないのか疑問。一方、働いているので平日議会は傍聴ができなくとても残念という発言もありました。
★品川区のまちづくりはハード面を重視しているが、もっとソフト面に目を向けてほしい。特に防災対策に対して集合住宅と地域の連携づくりに行政のリーダーシップを求めたいという要望もありました。
★新・水とみどりのネットワーク構想に動植物の生態調査をすると明記されているが、動植物より先に住民の健康実態調査こそしてほしいという強い要望も。今問題になっている品川清掃工場でのプラスチック焼却や中央環状品川線の換気等問題など、「東京都のやること」と区が逃げないで区民の健康を守る視点で取り組んでほしいという切実な声でした。
議員も行政ももっと外に出て、区民の声を聞く姿勢を示してほしいという言葉には、気軽に参加できる議会報告会の場とかたちを今後も工夫していきたいと改めて感じています。
これからも地域に出向いて議会報告会を開催します。どうぞ気軽に参加し、生活の中の不便を諦めない『声』を品川ネットにお寄せください。(井上八重子)