2008年度品川区予算に市民からの提案

「住・食・医」の安心と区民とのパートナーシップ確立を要望

 生活者ネットワークは、市民が政治に参画するしくみを提案・実践しています。毎年区長に次年度の予算編成に向けて市民からの声を政策提案するのも重要な活動のひとつです。

 11月7日、今年も区長と面談、提案書を手渡しました。現在、区ではこれからのまちづくりの根幹となる「品川区基本構想」の改訂作業が公募区民の参加で進められています。将来を展望し、品川区が人に優しい住み続けたいまちとして位置づくためには、「住・食・医」の安心・安全が保障されなければなりません。

 2008年予算に向けては、具体的な提案として「在宅介護の充実のため、訪問医療やかかりつけ医の体制を整備・充実する」「介護に関わる人たちの待遇の改善」「障がい児の社会参加のための移動支援拡大」「認証保育園への助成」「学校改築時の化学物質影響調査の実施」「自然エネルギー利用の促進」「防災・学校避難所の充実」「市民参画で市民自治条例をつくる」など重点項目48、詳細項目180を挙げています。

 区長からは前向きに検討する、特にきめ細かな防災取組み、保育の充実、市民とのパートナーシップの構築には現在も力を入れている旨の回答がありました。さらに学校改築時の子どもへの化学物質影響調査の実施は必要との認識を示されました。

 市民からの提案書は、生活者ネットワークにご連絡いただければ皆様にお渡ししています。また、12月13日(木)18:30〜開催予定の議会報告会(会場は荏原第4地域センター/荏原町駅前)でも配布いたしますので、ぜひ報告会へも参加申し込みください。