第1回学事制度審議会は非公開

学校の適正規模・配置を検討する審議会に保護者、公募委員が不在

 品川区では少子化にともない児童・生徒数が減少、加えて小中一貫校開設による影響で学校間格差が生じつつあります。
 荏原地区では、荏原第二中学校と平塚中学校の08年4月の統合が決定。3月末に両校を廃止し、二中校舎を使用して新校開設の予定です。

統合の話は今年2月の入学説明会で初めて持ち出され、その後6月9日の両校保護者向け説明会で了承を得た(区の報告)とされています。教育委員会への市民参加が当然の今日、議論を尽くすことなく短期間で決定を下す教育委員会の進め方は大いに問題です。

 また、児童・生徒の望ましい教育環境のあり方を検討する場として学事制度審議会が設置され、去る9月4日に第1回を開催しましたが非公開となっています。委員の中に保護者代表や公募区民の枠はなく、一貫教育のもとでの学校の適正規模・配置を話し合う審議会でありながら、市民に開かれていないことは非常に残念です。

生活者ネットワークは学事制度審議会の公開を求めています。(詳細は、生活者ネットニュース№62市川和子の区議会レポートをご覧ください。)