劣化ウラン兵器禁止に関する意見書提出を求める請願にご協力を!

放射性物質「劣化ウラン」はウラン濃縮過程で出る廃棄物ですが、その非常に重く硬い金属特性から、米・英軍の対戦車砲の砲弾としてイラク、ボスニア、アフガニスタンなど世界各地の戦場で使われています。劣化ウラン弾は、兵器として直接多くの人の命を奪うだけでなく、空気中の広い範囲に飛散し、吸い込んだ人に低線被爆による放射線障害を引き起こします。また、地下水に溶け込み、水や食物を通して長い年月にわたり人体、特に胎児や乳幼児に悪影響を与え続けます。
「平和をつなぐ市民の会しながわ」(代表・有田美穂子さん)では、このような兵器が一日も早く禁止されることを願い品川区民の皆さんに呼びかけ、区議会を通じて国に意見書提出を求めることにしました。品川・生活者ネットワークも請願署名活動をしています。署名は第4回品川区議会に提出する予定で、11月15日まで集めています。

市民の会では、注目の映画『ヒバクシャ−世界の終わりに−』の監督 鎌仲ひとみさんを迎えて、講演会を開催します。イラクをはじめ世界の被爆者の現状を冷静にとらえ、映像で強く訴える鎌仲さんの活動について聞きます。2004年11月9日(火)19:00〜20:30 
大井町きゅりあん5F 第1講習室 参加費300円 35人限定
※署名への協力、講演会の申し込みは、03-5742-3365「平和をつなぐ市民の会/事務局」または、品川生活者ネットまでお願いします。
eメール:shinagawa@seikatsusha.net