品川ネット 新年集会を開催します
明けまして おめでとうございます。
穏やかな天候に恵まれた日々でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
昨年は大きな地震や自然災害が多発し、未だ復旧されていないところもたくさんあります。速やかな復旧と生活再建が進むことを願ってやみません。
東京電力福島第一原発の事故から6年も経過するにもかかわらず、原発事故の処理が進んでいません。がしかし一方では事故の被害をうやむやにしたまま、住民の帰還を強引に政府は進めています。放射線の影響を心配して自主避難をしている方への住宅支援を今年3月で打ち切り、「避難者はいなくなった」と偽りのメッセージを発信しようとすることは許せません。また原発事故後の除染および処理費用の2.1兆円も国民負担にすり替えようと政府は目論んでいることに、はっきりNO !の意思表示が必要と考えます。もはや事故という負債を考えず、原発の電力は安いと言い張ってきた電力会社や国の論は完全に破たんしています。昨年12月28日に茨城で起きた大きな地震も東日本大震災の余震である可能性も指摘されている現状で、地震が起こるたびに、原発施設は大丈夫かと心配することになります。このような状況を一刻も早く脱却するためにも、今年も引き続き原発ゼロの社会を求めていきます。
困難を抱えた人たちが安心して暮らせるまち、一人ひとりの人権が大切にされるまち、をめざして活動をしていきます。
今年も市民のみなさまとともに市民政治を築いていきたいと思います。
生活者ネットワークの活動へのご支援とご理解、そしてご意見やご助言をよろしくお願いいたします。
新年集会のご案内
どなたでもご参加いただけますのでご自由にお越しください。
国が拙速に進めるTPPは米国の離脱宣言で発効は不可能と予測されますが、トランプ次期大統領が意欲を示すFTA日米2国間協定などあらたな、さらに深刻な問題も浮上しつつあり、「食の安全」や「地域経済」が同様に危うくなると専門家は警鐘を鳴らします。
食の基盤を担う農・漁業が海外との競争にさらされ、結局は「食の安全」が脅かされることに繋がるのではないか、そして自由貿易によって産地表示が後退するような事態も想定されます。聖域なき関税撤廃が与える影響は食に留まらず、あらゆる領域に及ぶことが危惧されます。市民生活への影響について専門家にお話を伺います。
2部では地域で活動されている皆様との交流の場を持ち、2017年新たな年のスタートを切ります。どうぞ、お気軽にお越しください。
品川・生活者ネットワーク 2017年新年集会
日時 2017年1月28日(土) 19:00~21:00(18:30開場)
会場 きゅりあん第2講習室 5F(大井町駅徒歩2分)
【1部】 19:00~20:00
講演:「まだまだ続くTPP/FTA問題~どうなる食の安全と私たちの暮らし」
講師:大江正章さん(アジア太平洋資料センター共同代表)
【2部】 20:00~21:00 リレートーク~交流会
講師プロフィール
おおえ・ただあき●1957年生まれ。早稲田大学政経学部卒。学陽書房を経て、96年コモンズ創設、代表。農・食・環境・アジアなどについての単行本を編集・制作。農業や地域の現状を取材。フィールドは過疎の中山間地域から都市まで。NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表。全国有機農業推進協議会理事。著書『地域の力-食・農・まちづくり』『地域に希望あり―まち・人・仕事を創る』(ともに岩波新書)他多数。
- 会費(軽食と喫茶) 500円
- 申込・お問合せ先
TEL/03-5751-7105 FAX/03-5751-7106
Eメール:shinagawa@seikatsusha.net
http://shinagawa.seikatsusha.me
品川・生活者ネットワーク代表 青木 京子
区議会議員 田中さやか
区議会議員 吉田ゆみこ