第6回品川ネット議会報告会を開催しました

荏原第一区民集会所第3集会室にて<2016.11.1>

荏原第一区民集会所第3集会室にて<2016.11.1>

品川・生活者ネットワークは品川区議の四回の定例会後に2ヵ所で品川ネット区議会議員による議会報告会を実施しています。

このたびは11月1日(火)の午後荏原第一区民集会所の和室で、そして昨日11月7日(月)は夜に荏原第五区民集会所で開きました。荏原第一の和室の会場には幼児が3名、飛び回る中で和やかに報告会が行われました。和室は子どもたちも遊べるし、参加された方からも気兼ねなく参加できると評価をいただいています。

田中さやかからは大井町駅の街路樹に施されているイルミネーション事業のこと、東京電力福島第一原発事故後に長野県菅平で実施した中学校の移動教室を再び福島県裏磐梯に変更した経緯と説明責任について報告しました。

吉田ゆみこは2015年度品川区財政・一般会計の決算認定に反対した理由と背景について、環境・防

参加者とともにたくさん意見交換ができた議会報告でした<2016.11.7荏原第五区民集会所にて>

参加者とともにたくさん意見交換ができた議会報告でした<2016.11.7荏原第五区民集会所にて>

災・治水・観光と多岐にかかわる河川の合流改善事業について区の施策や課題についてあわせて報告しました。

イルミネーション事業に◆一般財源(税金)を全額6.500万円も投入する意味はあるのか?
◆まちづくりの視点でとらえれば、企業や産学連携のアイデアを取り組入れて補助事業として区はかかわるのが良いのではないか。
◆大井町のイルミネーションは街路樹にLEDがまきつけられているが、市民の評価を聴かないといけないのでは。
◆西小山駅ロータリーのイルミネーションの目的は一体何?効果測定の項目は考えられているの?
などなど品川・生活者ネットワークとしてたくさんの調査項目をいただきました。

中学校の移動教室は今年2016年度には東海中学校を除く全校と特別支援学級の生徒が福島県裏磐梯の磐梯桧原湖畔ホテルに変更しました。福島原発廃炉事業にかかる何らかのアクシデントに危機感を持たなければならないと考えています。変更した事実の最終的な責任を明確にしてほしい、説明責任を果たしてほしいと、昨年の一般質問や特別委員会で質してきました。今回初めて品川区教育委員会事務局が最終決定責任であると明確にできたことは成果です。更に毎月2回開催される教育委員会の議事録が逐語録になるということも明らかになりました。

行政組織や教育委員会組織の中で、どこでだれが決定したのかということが、あやふやであるということは品川区の中でもたくさんありました。発言録にとどまる議事録ではまだまだその課題は解決しませんが、品川区教育委員会のメモのような議事要旨が逐語録に改正され公開されることは審議過程をすこし明らかにできることになります。

議会報告会の目的は、議会という場での議論を通して、区政の情報を公開すること、生活の中の細かな課題をいただき、調査、提案活動につなげられることと考えています。

ちなみに品川区議会第四回定例会が11月24日から開会します。一般質問を担当するのは田中さやかです。詳細が決まりましたら、第7回品川ネット議会報告会の予定と合わせてHPでお知らせします。

議会報告会前の18:00~8月に東京・生活者ネットワークで実施した福島・岩手の視察報告を写真を見ながら、吉田ゆみこが行いました。

議会報告会前の18:00~8月に東京・生活者ネットワークで実施した福島・岩手の視察報告を写真を見ながら、吉田ゆみこが行いました。