まちづくりに住民が参加するしくみをつくろう!

市民主催のまちづくりシンポジウム開かれる

市民主催のシンポジウム『安心して住めるまち・品川をつくろう』が12月6日、中小企業センターの大講習室で開かれました。このシンポジウムは、建築紛争を経験した住民の方々が実行委員会をつくり「住民主体のまちづくりのしくみ」をつくらなければ、このままでは「まちの景観」も「次世代に手渡す環境」も「安心の暮らし」も得ることはできない、もっと多くの人とまちづくりについて話し合いたいと企画したものです。
当日は、品川区の過去6年間の紛争事例報告を区議会議員井上八重子が行ない、筑波大講師の藤井さやかさんによる特別講演の後、3人の区民がパネラーとなり、建設紛争の実態やまちづくりへの要望を発表し、参加者と活発な意見交換が行なわれました。
まちを守るルールは行政がやる気になればできるものですが、現在のように動かない行政に任せてばかりでは進みません。そこで、シンポジウム参加者により以下のような市民の提案が宣言として発表され、今後、品川区にも届けていくことになりました。
市民による宣言・・・わたしたちは安心して住み続けるまちのために提案します
       ★ 建築物の高さ規制を導入しよう
       ★ 住民の声を活かした地区計画をつくろう
       ★ まちづくりのルールを条例にしよう
       ★ 景観ガイドラインに基づいて景観計画をつくろう
       ★ 住民と事業者が話し合えるしくみをつくろう
※当日資料をご希望の方はご連絡下さい(有料でお渡ししています)