安倍内閣は国会会期を延ばし、国家公務員法改正案、社会保険庁改革法案などの成立をめざすといいますが、果たしてそれが国民生活の向上につながるのか、多くの国民が疑問を持っています。
現内閣発足後、教育基本法、改憲のための国民投票法、少年法、米軍再編特措法、教育三法など強行採決が続いています。
国の方向を左右する重要な法案が、民主的な手続きとは程遠い形で次々と成立してゆくことに、不安を抱く人が増えるのは当然で、内閣支持率の低下はそれをはっきり示しています。
安倍首相のめざす「美しい国」とは、国民不在の国家?一般庶民の生活とは別の「どこか」につくり上げるつもりでしょうか。
いま、労働の現場では、企業の都合で使い捨てられる派遣やアルバイトが増え、ワーキングプアが大きな問題になっています。規制緩和により公共サービスの受給にも地域差や収入格差が生まれています。さらに、農業・漁業・林業などの衰退は、国の無策以外の何物でもありません。
努力すれば報われるが、失敗してもやり直せる。そして、なによりもこの世に産まれて生きていることをお互いに尊いと思える社会が「美しい国」の根幹ではないでしょうか。
7月29日参議院議員選挙では、現政権に厳しくNO!を突きつけ、私たちの力で「人と暮らしにやさしい政治へ」と変えていきましょう!
▲6.11ミニフォーラムで大河原まさこさんの政策を聞く(左)井上八重子(右)市川和子
▼大井町駅で自らの政治信念「嘘をつかない・アンフェアは許さない・命を大事にする」を語った大河原さんと応援演説に参加した井上八重子と品川・生活者ネット代表の北野富江