3月の『90分サロン』

玄米おにぎりを味わいながら、食のルーツを語り合おう!

◆90分サロン 3月19日(木)
 食育指導員の酒井暢子さんが作ったおいしい玄米おにぎりやおかずを頂きながら、食育についてお話を伺いました。
 献立(右の写真)は、玄米のおにぎりが2種類、和え物2種類、青菜の漬け物、たくあん、しじみのスープで、どれも体にやさしい、懐かしいものばかりでした。

 酒井さんは、若い人たちに昔ながらの日本の食を伝えることの大切さを話され、『マゴワヤサシイ』と書いた紙を示して、「マ→豆・ゴ→ごま・ワ→わかめ・ヤ→野菜・サ→魚・シ→しいたけ・イ→芋の事で、今日のお料理の中に全部使われています。昭和30年代の日本の和食が理想的なんですよ」と参加者に呼びかけ、参加者からは、日頃の食事で気をつけていることや孫世代に伝えていること、日本の食糧自給低下の問題など幅広い話題が次々と出され、噛み締めるほど美味しい玄米を味わいながら「食」の大切さを改めて感じることができました。

 化学肥料を使ったり精製された食品は、ビタミンやミネラルが少なく、農薬や添加物などは身体に悪いと分かっていても、よほど意識していないと知らない間に食べていて、健康を損なう原因になってかもしれません。
『人の身体は食べ物から出来ている』・・・時代と共に環境や生活様式が変化しても、この当たり前のことを、食べる人もつくる人も疎かにしてはいけませんね。

※5月の90分サロンは、コミュニティづくりの活動拠点「芝の家」見学を予定しています。