第1部では、都市計画家であり、まちづくりプランナーの林 泰義さんをお招きし、これまで手掛けてきた、世田谷玉川まちづくりハウスなどにおける市民参加のまちづくりの事例を紹介していただきました。市民参加でまちづくりするということは、品川区自体が元気になり、区民が「考える」ことを当たり前となるような風土を作り上げていく“地域力”を育てる事につながる等。お任せの政治から参画の政治への転換に勇気をいただく話をうかがえました。
第2部では、生活者ネットワークが区民の皆さまの声を集めて作った8項目17細目の「政策」・・・子どもの参加、介護・子育ての社会化、世代を超えた地域のたまり場づくり、働き方の見直し、人にやさしい環境づくり、食の安全、多文化共生のまちづくり、議会の改革など・・・が発表されました。
何はさておき駆けつけてくれた共に活動する仲間たちから、メッセージが発表されました。ミニデイ「ついたち会」の仲間からは、地域になんでも話せる人や介護・医療に詳しい人をつなぐ支えあいの社会を一緒に作りましょう。また、インクルージョン教育を推進している仲間からは、「子どもや弱者の声を社会に発信して」と、市民の政治参加を進める生活者ネットの姿勢にエールが送られました。
統一地方選候補予定者の小林けさみ、井上八重子の紹介がされ、「人の話を聴きおおぜいの人とかかわることを大切に、みんなで考える場を作り、もっとよい品川のまちにしていきたい」と小林けさみ。「大事なことは地域で市民が決める自治基本条例をみんなんの参加で制定したい」と井上八重子。区政に臨む二人の決意が述べられました。
不安な未来から、市民が希望をつくりだす未来へ。子どもには希望の育ちを、若者と成人にはバランスのとれた仕事と暮らし、そして不安のない老後を。市民の手で実現できる社会へ。地域から政治を変えていきましょう!