詳しくは井上八重子のホームページを参考。
この日は何処も0.09〜0.11μSvと、高い数値は観測されずほっとしました。しかし、これに食物や呼吸で体内に入る線量も考えなければならないので、子どもたちの取って全く安心していい数値ともいえません。
9/10付の新聞で、「国民生活センターが行った性能試験の結果と安い測定器は不安定…」の記事を目にされた方もいらっしゃると思います。まさしくこの機種は不安定と批判されていますし、観測は国や行政にお任せし、市民レベルの測定は無意味と言っているような気もします。
しかし、同じ機器で複数個所を継続して測定し続ければ場所による差や時間による変化、気象による変化をとらえることができます。放射線の傾向と対策がしっかりできていれば、高い線量が出た場合もやみくもに怖がることもなく、子どもを近づけない対処や、除染を冷静に行うことができます。行政にお任せしないで、市民レベルで放射能測定を行う意義はここにあるのだと思います。