品川区議会第2回定例会を終えて

2018年7月24日 14時41分 | カテゴリー: トピックス

品川区議会第2回定例会閉会後、大井町駅頭で議会報告を行う田中さやか(左)と吉田ゆみこ(右)
2018.7.19

6月28日から7月11日の会期で品川区議会第2回定例会は開催されました。

今議会には、区長提出議案11件、契約議案16件、事件議案1件、追加1件議案が付託され、全ての議案が原案どおり可決をしました。

その中で品川・生活者ネットワークは区民生活の影響を鑑み、「品川区印鑑条例の一部を改正する条例」「品川区旅館業に関する条例の一部を改正する条例」「品川区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」に反対をしました。

反対した理由は以下の通りです。

◎品川区印鑑条例の一部を改正する条例

この議案には、マイナンバーカード(個人番号カード)と印鑑登録証を一元化する内容が含まれています。生活者ネットワークは、預金状況から医療情報まで、国家が個人に関わる情報を把握して「国家による個人情報の一括管理」をめざすマイナンバー制度には反対しています。
情報を一括管理することにより情報漏洩の危険も高まります。
今回の条例改正は、行政による市民の様々な個人情報の一元管理と、情報漏洩の危険を助長するものだと判断し、反対をしました。

◎品川区旅館業に関する条例の一部を改正する条例

国の旅館業法や施行令などが一部改正されたことに合わせて、品川区の条例を改定するというものですが、国の方向に合わせる内容ですが、条例で法よりも厳しい規制をかけることは可能です。
今条例には、衛生管理の規制を大きく緩める内容や、フロントについては人に代わってICT活用が認められるなど、近隣とのトラブル防止の面などでも大きな不安を感じる内容になっているため反対をいたしました。
区としては、立ち入り検査ができるようになったため、指導をしやすくなりトラブル防止にも繋がるとしています。

◎品川区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

都市計画決定さえた「戸越・豊町地区地区計画」の実現性を高めるため条例改正を行うものです。

この計画では、補助29号線が通ることが前提となっていますが、近隣住民との裁判は係争中であり、結論が出ていません。争いの一方を既成事実としていくような計画は許されません。
戸越公園駅周辺については、超高層ビル(24階建て。約90m)による再開発が前提となっており、地域の町並みは一変し、地域住民にとって暮らしやすい街づくりという視点はなく、容認できません。
また、この地域だけ道路に面し垣、柵を設ける場合には、生け垣・透視可能なフェンス・採光、通風に配慮した軽量なフェンスにしなければならないと限定させることも容認できず、反対をしました。

今議会の混乱の顛末と「議長辞任決議」の動議については、品川ネット7月17日HPに見解を掲載しました。そちらをご覧ください。

品川・生活者ネットワーク 幹事長 田中さやか
政調会長 吉田ゆみこ