臨時本会議 リオ視察への議員派遣に反対!

2016年6月1日 11時30分 | カテゴリー: トピックス

5月26日、品川区議会第1回臨時本会議が開催されました。
例年同様、委員会所属議員の決定と各委員会正副委員長の選挙が慣例により行われました。
会派「品川・生活者ネットワーク」は幹事長および政調会長は昨年同様継続します。また議会運営委員会で総務委員会と区民委員会に会派議員が所属するが決まりましたので、引き続き、吉田ゆみこは総務委員会、田中さやかは区民委員会に所属します。

今回の臨時本会議には、東京オリンピック・パラリンピックに向けて「リオデジャネイロオリンピックへの視察に議員を2名派遣する件」が議員提出議案として諮られました。

この議案の発端は、4月6日に品川区長より「区長部局の職員5名が競技大会の視察・調査を8月オリンピック開催中に行うにあたり、議会からも議員の派遣をお願いしたい」という依頼文が議長に届けられたことによる議案となります。

そして、過日4月18日の議会運営委員会に付託され、2回の審議を経て4月28日の議運の中で議論が分かれました。議会運営委員会では多数決により、賛成多数で議案が採択されました。しかし反対討論の申し出とともに、最終の決定は本会議で起立によって行うことになりました。

(詳細は4/18議会運営委員会議事録速報をご覧ください。28ページ中20ページ中段から記載。なお4/28の議事録はまだ公開されていません。)

品川・生活者ネットワークは以下、主に3点の理由で議員提出議案「議員の派遣議案」に反対しました。

理由は主に以下の3点にあります。

  1. 東京オリンピック・パラリンピック運営の責任と権限は大会組織運営委員会にありますが、今回の視察はそこと何の連携もなされていません。品川区で行われる競技運営について品川区がどのように関与するのか不明なまま視察に行っても、どこに視点を置いて視察していいのかわからないと思われます。
  2. また、大会運営について視察をするとき、見るだけでなく必ずヒアリングが必要です。しかし、今回の視察はオリンピックの真っ最中であり、ヒアリングを受けてもらうのは難しいと考えます。現にまだアポイントは取れていません。一般的に考えて先方にとっても総力を挙げて大会運営に当たっているときにヒアリングを受けるのは難しいのではないかと思います。従って最初から目的達成は難しいと考えます。
  3. 以上のような曖昧な成果しか期待できない視察に対し、かける費用が高額すぎます。行政職員と議員あわせて7名の派遣で2100万円の予算です。大会の最中でありすべてのチケットが高額になるからです。

品川区で行われる競技について、品川区がどのように関与するのか、その責任や権限がはっきりしてからなら現地視察もあってもよいと考えます。しかし、現時点で多額の予算をかけて視察を行うことについて、区民へ納得のいく説明は到底できないと考え、反対しました。

品川・生活者ネットワーク 幹事長  吉田ゆみこ
政調会長 田中さやか