「空き家」の活用で暮らしやすい地域を・・・まち歩き調査を実施!

声をかけてくれた方からは、まちの様子などヒアリングもしながら調査をすすめました

調査によると、東京都の空き家は75万戸(空き家率11.1%)と言われています。空き家はさら地にすると固定資産税が3~6倍に跳ね上がるため、ますます増えることが予想されます。
7月3日、「NPO法人まちぽっと」のスタッフを講師に、地域の資源活用を考えるまち歩き調査を実施しました。
富士見台中学校区で、高齢化率と防災危険度が高い二葉4丁目と西大井6丁目を調査。2班に分かれ、2時間あまり地域をくまなく歩いて防災上の危険個所や空き家など地図に落とす作業を行いました。
地域協議会のメンバーで二葉4丁目にある“コミュニティカフェとらびっと”での昼食後、調査の振り返りとまちの資源活用について意見交換を行いました。

二葉4丁目は公共施設や高齢者施設がないのに対して、西大井6丁目には保育園や児童センター、福祉施設などの公共施設や公園が多い。両地区とも町工場・商店が多く、居住しているが工場や店は閉鎖している状況がみられました。確実に空き家で防災上危険と思える箇所も何か所かあり、実際に歩くことで地図上ではわからないまちの特徴を改めて知ることができました。
今後は、空き家の活用で暮らしやすい地域となるよう政策提案につなげる作業を進めていきます。