「3.11原発震災以降を私たちはどう生きるか」報告

軍事、平和の如何にかかわらず、核エネルギーとの共存はあり得ない

8月27日、隅田川花火大会でにぎわう台東区浅草の会場で、東京・生活者ネットワークが協賛団体となっている「3.11原発震災以降を私たちはどう生きるか」の集会が行われました。
講演者は、サイエンスライターで元原子炉圧力容器設計技術者・田中三彦さん(中継はこちら)、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表・中手聖一さん、そして、原子力安全問題研究者で京都大学原子炉実験所助教・小出裕章さん(中継はこちら)。3.11原発震災以降、現在の日本の置かれている状況を正確に伝え、どのように収束に向かわせたら良いのかをそれぞれの立場で、わかりやすくお話をしてくださいました。
品川ネットのメンバーもボランティアスタッフとして加わり、会場設営や受付の対応に汗を流しました。700人に及ぶ参加者は4時間の講演を熱心に聞き入っていました。

被害の当事者である中手さんからは、福島原発が爆発した当初の映像が提供されました。事故から半年もたつのに初めて見る映像で、その黒煙の高さと大きさに事故の深刻さが想像され唖然としました。また、私たちはまだ本当のことを知らされていないのではないかと不安も増しました。

会場では、福島子どもネットへのカンパが集められ、総額は、488,032円と目標を大きく上回り、中手さんに手渡されました。
この市民集会を糧に、子どもたちのために、次の活動につなげていきたいです。
品川・生活者ネットワークでは、9月17日(土)に、学習会「見えない放射能とどうつき合うか」を行います。多くの方のご参加をお待ちしています。

添付ファイル